2021年10月28日
☆会長挨拶
会場が3階に変更、座席は63席、参加率全国1位達成には83名の参加必須。
先ずはこの部屋を満席にすることを目標に。
次にゲスト様紹介
ひらやま ゆうき様から一言挨拶
山内さん紹介で参加、介護職との事
この後2回目いぜき様の参加の紹介。
ひらやま様、いぜき様入会お待ちしております。
そして他単会からの参加者様紹介。
新規会員招致目標見える化のため、日めくりカレンダーをアマゾンで購入。
使用目的はカウントダウン、是非ともリアル参加で確認してください。
購入時に店舗から挨拶文が入っていた。お客様に向けたこの紙一枚を入れる事が大事。
経営者としてはこの心遣いがリピーターを確保する一歩につながると
常々気付き、発信し続ける会長は流石です。
そして、いわま相談役からの紹介で入会いただいた本日の講師 神谷文夫氏の紹介と
10月30日のそうだ!海へ行こう!の案内がありました。
☆会員スピーチ
日本一のシャンプーテクニックを誇る、元町の美容室 レーヌ経営 古越 一彦 監査
自己紹介 奥様と5歳・2歳のお嬢様との4人家族。
千葉県富里(西瓜が有名熊本に続き第2位)出身
元町で11年目、常に気を付けていることは【当たり前を当たり前にしない】
これで良いではなく、これが良いいにこだわっている。技術職は常にレベルUPを考えて行動する。
特にシャンプーに拘り、僕のシャンプーは日本1!と言い切る自信と誇りを持っていると公言!!
美容学校でも講師をしており、生徒へのメッセージにもなる。
この言葉で聞いていた女性陣の心を100%鷲掴みにしたカリスマ美容師
どうせやるなら、日本一、世界一を目指す!「日本一とは何か」を常に考え、日々訓練・努力を怠らない、努力を信じている。
仕事はこれが良いで突き進んでいるが、私生活ではこれで良いと力を抜いてリラックスの場が家庭
奥様を大事にして心の平和・幸せを保っているという、素晴らしいスピーチでした。
必ずシャンプーをしていただきにまいります、ありがとうございました。
☆講話
講 師: 神谷 文夫氏 横浜市倫理法人会 会員
神谷しあわせ配達士事務所 代表
テーマ:純粋倫理に学ぶ真の強さ
「楽しい話の後にくら~い話になります」から始まりました。
いわま相談役からの紹介で入会。岩間相談役は当時の化粧品販売会社の取引先、電話がかかってきて名前を貸せと言われた。
取引先業者様でしたので、詳細何も聞かず、倫理法人会が何かも知らず言われるまま入会。
言われた通り名前を貸しただけ。
何もせずに、風の噂ではあんな事こんな事やっているとか、活用方法もわからない【職場の教養】が送られてきているまま
2~3年たったころ、幹部研修を受けないかとの話が合ったのが平成12年。
特に活動拠点が宮城県に有ったので毎週のモーニングセミナーにはとても参加はできなかったが、幹部研修は月に1回だったので幽霊会員のまま受けることにしたが、
当然幹部研修なのでお役を引き受けている方たちの研修。講師お前は何だと叱られたりしたが、まあこれから幹部を目指すのだから良いだろうという事になったそうです。
その時のテキストをお持ちくださいました。
小学校の頃は道徳の授業があり、先生からの体罰は当たり前、年中廊下に立たされたりしたいい加減な生徒だった
母がよく学校へ呼び出され、「今直さないと大変なことになるよ」と言われ、母を泣かせていた。
道徳をちゃんと勉強しないと母親がなくんだなと思ったその頃のことが思い出され、テキストにはその頃思った事が数々書いてあることに感銘を受け、研修でしっかり学ぶことに決めた。
叔父様と2人で始めた事業は化粧品の会社で製品の開発製造は叔父様で、販売を任されたがセールスの経験は有ったが化粧品の知識は皆無。
目の前のお客様には買って貰えたが次へと拡がらないので、ターゲットをエステティシャン、美容師、メイクアップアーティストなど事業者へ変更。
気にいるとブランド、金額に関係無く使ってくれて、仲間を紹介もしてくれる。
功を奏し独自の化粧品開発の依頼も来始め事業は発展し、社員も増えて社内教育が必要になって来たが知恵がなかった
そんな折見つけたのが「職場の教養」!
これが良い、いいこと書いてあるじゃないか【そうだ、これに頼ろう】と決めた。
中島さんの活力朝礼はほど立派な朝礼ではなかったが、段落ごとに読んだり輪読をしたりすることから始めた。
女性が多くて朝から声を出して読むことなどに抵抗があったようだが、もめながらも始めて22年続けた。
しかし会社創業から37年今年の4月に会社をたたむことになり、倫理法人会は2月で退会した。
では、なぜ今ここにいるのかというと、井上会長から会員獲得目標達成のために力を貸してほしいと言われた。
今は生活困窮者なので、達成にほど遠いなら協力できないが、あと1社か2社で達成するような状況になった時には協力するとの約束したら、後日井上会長からあと1社で目標達成なのでと再入電。
毎月1万円かぁと思いながらも約束した事なので再入会。
入会は2回とも頼まれ入会とは、何とお人の好い方なのか感心させられました。
37年経営していく中で2度ほど災難にあったと話される。
しかし誰もが避けて通れないような事柄だから。災難とも苦難とも言ってはいけないと思っていると経営者として言い切る。
事件の1つ目 立てて5年 2011年3月11日東日本大震災。
会社の工場は東北の湘南と言われる長いきれいな海岸線を誇る宮城県山本町人口14000人
リアス式海岸ではないので津波は来ないと言われており、津波の避難訓練などしない地区だった。
地震の日、山沿いの保育園へ子供を迎えに行ってから、沿岸部の祖父母を家に迎えに行く家庭がほとんどだったという。
逃げる背中から3Mの津波が追いかけて来る状況だったそうです。
考えただけでも恐ろしい、涙が出てきてしまいました。
従業員1名の家族全員を含む700名が山本町で命を奪われ、地区内の被害比率では東北1だったそうです。
工場は全壊、機械、材料、備品、完成品など、自社物件、預かり物全てを失った。被害者と共に流された家3棟がぶつかっていた。
化粧品は春4月に新発売されるのが主流のため工場は最盛期で納期を間近にしていた化粧品は130万個。
どう弁償したらよいのか途方に暮れる状態の中、取引先企業様からは保証しなくていいと心温まる事を言われ、材料容器等も再度無償で用意してくださった。
一週間後生産代行してくれる企業が見つかったが、社内の職人からは門外不出のレシピを他社へ渡すことに対してかなりの論争が起こったが、
私は命があればノウハウはゼロから作れる。
でもお客様に対しての納品義務を果たさないとお客様は戻って来ないと説得し110万個の商品を納品することができた。
2017年には新製品も完成し、回復することができた。
ノウハウを他社へださなかったために信用を失い存続できなくなった企業もありました。
事件の2つ目は今回のコロナパンデミック
マスクで化粧をしない文化がはびこってしまった。
2020年4月には根本的に形態を変えないと乗り切れないと思考錯誤したが、状況は悪化するばかり。
会社の売り先を見つけないとどうにもならなくなると感じ、昨年の6月頃から買い手を模索し始めた。
当初は引き合いもあり上手くいくかと思ったが、やはり話はなかったことにしてくれと断られ状況は悪化するばかりだった。
11月にはもう無理かもしれないと思い覚悟を決め倫友にも会社の状況を話し始めた、これは自身の決意の表れだった。
それからは倫友からたくさんの勇気を貰った、本当にありがたかった。
売却について当たった企業数130社、そして今年の1月工場や職場を案内した内の1社が購入すると言ってくれた。
2月仮契約、4月本契約し現在に至っている。
購入先の社長は、この状況下買う会社は何処もないだろが、僕は買うよ【君のところの社員はすばらしいからね】と言われた。
22年前動機不順で始めた活力朝礼【職場の教養】活用の成果の表れだった。
2度の事件を経験通して、私が今ここに立たせていただいているのも社員の力がなかったらなしえないことです。
物凄く働いてきて、くださったと仰る。
去年は社員の給与カットをし、何十年も契約更新してきたパートさんにも辞めてもらわざるを得なかった事は経営者として断腸の思いだったと仰る。
会社を買い取っていただいた後、新しいオーナからは、辞めていただいた方々にまたもっどって来ないかと声をかけていただいているそうです。
また、給与カットの補填もしていただいているとの事。
もっと幸せなことは、新しいオーナーは取引先との仮掛け金も補填してくださって、取引先にも迷惑をかけずに済んでいる事。
迷惑をかけたのは資本金を出していただいた株主さん、これは紙切れにしてしまった。
融資先銀行の負債、これは新会社へは引き継げないので現在交渉中とのこと。
経営者として時期を逃さず判断、決断する事の潔さ、決意を見せていただきました。
結論は先に述べている通り。
純粋倫理に学ぶ真の強さ → 職場の教養、活力朝礼
☆集合写真
<おまけ>
4月譲渡契約後に僕に毎日勇気付をくれた人がいた、それは大谷翔平君
毎日の活躍に心が躍った、野球選手に対してこんなことは一度もなかった。
色々調べたらご両親がものすごく立派、佐々木監督もものすごく立派。根源はまさしく子供に教えているものは倫理そのもの。
それは彼が作った曼荼羅チャートを見れば一瞬にてわかる、私たちが今毎日勉強していることを16歳の少年が書き上げている。
本来、日本人の根底にあるものなんだろうと思う。
日本人の品格として
東日本大震災の時に海外の人から日本人がどう見られたか、
また、海外では考えられない日本人の対応、行動、倫理観を取り上げてくださっています。
私たち日本人の中に根付いている純粋倫理について、私はまだ目を覚ましていない部分が沢山有るなと感じながら
自分の伸びしろとして考えて日々の行動に生かして行こうと思いました。
日本人の中に間違いなく流れている品格、純粋倫理に誇りをもって生活できることの幸せをいただいた貴重な時間でした。
本日も素晴らしい、会員スピーチと講話で心洗われこれからの生活態度の見直しをしようと決意を新たにいたしました。
ありがとうございました。
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横浜市倫理法人会 <https://yokorin.net/>
文責 稲澤 壽子(横浜市)